会社ブログ リノベーションで必要な諸費用について
2023年03月09日更新
こんにちは!
岐阜市・関市・大垣市のリノベーション&全面リフォーム専門店 森住建リノベLABOの舩渡です。
3月に入り暖かい日が続くようになってきましたね!
花粉症の方にとっては辛い季節かもしれません。。(+_+)
私は今のところ、有難いことに全くその気配はないので、花粉が来ているか全然分からないのですが…。
「そのうちなるよ(~o~)」とまわりから脅されびくびくしてます(汗
さて、本日はタイトルの「リノベーションで必要な諸費用」についてお届けしたいと思います!
「諸費用」ってかなりざっくりした言い方ですよね。
要するにリノベの工事費用以外にかかるものなのですが、具体的にどんなものがあるのか、ご説明いたします(^_-)-☆
①石綿含有調査、申請費用
②不要品の処分費用
家具・家電・カーテン等の新調費用
③仮住まい費用
④解体お祓いの祈祷料
⑤印紙代(契約書用)
⑥登記費用
⑦住宅ローン関連費用
⑧各種申請費用
では、一つずつ見ていきましょう!
①石綿含有調査、申請費用
大気汚染防止法および石綿障害予防規則の改正により、令和4年4月1日以降に着工する一定規模以上の解体・改造・補修工事について、石綿(アスベスト)の有無に関わらず、調査結果の報告が義務付けられました。
該当規模は以下の通りです。
・床面積の合計が80㎡以上の解体工事
・工事代金の合計額 100万円以上の改造・補修工事
少額の工事や一部対象外の工事もありますが、大型のリノベーションの場合はほぼ間違いなく該当します。
リフォーム会社によっては、見積の中に含めているケースもありますが、見積に入っていない場合は要注意です。
費用は建物の状態によりさまざまですが、10万円~30万円程となります。
また、調査の結果、石綿(アスベスト)の含有が認められた場合、別途石綿の除去費用が掛かる場合もあります。
②不要品の処分費用
家具・家電・カーテン等の新調費用
不要物の処分費や家具・家電・カーテンの新調費も忘れずに計画に盛り込んでおきましょう。
こちらも一部リフォーム工事の見積りに含まれていることもありますので、リフォーム会社とどこまでが見積に入っているのかしっかりと確認しましょう。
不要物は解体時にサービスで持っていってもらえるケースもありますが、基本的には建物に据え付いているもの(キッチン等の設備や、照明器具、造作収納等)以外は、施主様で処分いただくか、処分代を支払って不要物回収業者などに持っていってもらう必要があります。
③仮住まい費用
工事が大規模になる場合は、仮住まいをしなければいけない場合があります。
その際の引っ越し費用、仮住まいの賃貸料についてもしっかりと予算取りしておきましょう!
家財道具全てが仮住まい先に持っていけない場合、レンタルスペース等も検討する必要があります。
荷物が少量であれば、リフォーム会社で預かってもらえる可能性もあります。
ぜひ確認しましょう。
④解体お祓いの祈祷料
新築を建てる際、工事開始前に「地鎮祭」をするということをご存知の方は多いかもしれません。
リノベーション工事の場合は、工事開始前に「解体お祓い・解体式」を行います。
長年お世話になったお家や家財にお礼を言うこと、それらに宿った魂を抜くことを目的としています。
祈祷料にはお供えの費用等も含まれています。
3万~5万前後を準備しておくとよいでしょう。
⑤印紙代
工事の契約書に貼る印紙代と住宅ローンの契約書に貼る印紙代がそれぞれ必要です。
◆工事請負契約の印紙
・300万円超 500万円以下 ⇒1,000円
・500万円超 1,000万円以下 ⇒5,000円
・1,000万円超 5,000万円以下 ⇒10,000円
◆金銭消費貸借契約(住宅ローン)の印紙
・500万円超 1,000万円以下 ⇒10,000円
・1,000万円超 5,000万円以下 ⇒20,000円
・5,000万円超 1億円以下 ⇒60,000円
⑥登記費用
登記費用は登記をする際に国に治める「登録免許税」と司法書士さん等に支払う報酬の合計です。
有担保の住宅ローンを借りる場合、「抵当権設定登記」が必要となります。
借入額×0.4%=登録免許税 となり、司法書士の報酬はおおよそ5万円~10万円程となります。
また、建物の所有者と契約者(リフォーム費用を支払う人)が別になる場合、所有権移転登記をする必要がある可能性があります。
⑦住宅ローン関連費用
住宅ローンを借りる際に必要な諸費用がいくつかあります。
・融資手数料(3万円~7万円程度)
・保証会社へ支払う保証料(融資額1,000万円当たり20万円程)
・団体信用生命保険料(金融機関負担になっているケースが多い)
・火災保険料(有担保のローンを組む際は加入必須)
※無担保のリフォームローンの場合は、これらの諸費用が金利に含まれているケースが多い
ローンの種類についてはこちらのブログも要チェック👆
⑧各種申請費用
増築をする場合等、建築確認申請が必要な工事の場合、申請手数料がかかります。
その他、補助金等の申請にも費用が必要な場合がありますので、確認しておきましょう。
以上、工事代金以外に必要になる費用について、一通りご説明させていただきました。
リノベーションの資金計画は工事代金のみでなく、リノベーション計画全体にかかる総資金で立てる必要があります。
計画にかけれられる費用を全て工事に充ててしまい、あとから「そんな諸費用がいるの!?」と発覚しては大変です。
自分で費用が算出できない部分に関しては、リフォーム会社に是非確認してみてくださいね。
この記事がリノベーション計画中の皆様のお役に立てましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
岐阜市・関市・大垣市のリノベーション専門店「リノベLABO」。
“100人いたら100通りの幸せが育つ家づくり”をコンセプトに、耐震×断熱×収納2倍のリノベーションを手掛けています。
間取りの自由変更・実家二世帯化・増築/減築・バリアフリーリフォームなども承っております。