会社ブログ 住ながらリフォームできる?できない?
2020年12月17日更新
お家のリフォームを考えているお客様に こんな質問をよくいただきます。
『住みながらリフォームをしたいけど…できますか?』
『はい。できます。』と全てのリフォームにお答えできればいいのですが…残念ながら そうお答えできないものもあります。
住ながら リフォームできるものも 実は良いことばかりではないので ここで家に住みながらリフォームする方法や メリット・デメリットについてお話させていただきます。
これからお伝えさせていただく内容を踏まえてリフォームを進めて頂くと 金銭的な事や工事が始まってからの失敗や心配事などが なくなるのではないかと思います。
Q.リフォームをする時に住みながらの工事はできますか?
A.お客様のリフォームの内容によっては 可能です。
判断するポイント
①工事中、リフォーム工事をする場所以外で生活スペースが確保できる事。
②工事中、日常生活をするにあたり極端な支障がでない事。
③工事期間が それほど長くない事。
上記の3つをクリアできれば基本的に住みながらのリフォームは可能になります。
リフォーム工事の種類としては…
◎…外壁塗装や外回りのリフォーム
〇…キッチンのリフォーム
〇…お風呂のリフォーム
〇…トイレのリフォーム
△…水回りの複合リフォーム
△…LDKのリフォーム
✖…全面リフォーム・リノベーション工事(全体工事になるので基本的に難しい)
このように工事の種類によって できる・できない が変わってきます。あくまでも判断基準は先ほどの①~③の要素を満たしているかが重要となってきます。
Q.住みながらのリフォームのメリット・デメリット
◆住みながらの メリット
①荷造りや引っ越しが要らず、今までと生活する環境が変わらない事
・住みながらリフォームできないと仮住まいを探さなくてはいけません。そうなると今までと環境が変わる事により 通勤・通学の面や日常生活を送るための ご家族の時間の使い方や動きが大きく変わってきます。
②金銭的な負担が少ない
・仮住まいの家賃は必要ない。
・引っ越しの費用が掛からない。
③リフォーム工事の現場の状況や進み具合が分かる
・職人さんの仕事の内容が確認できる。
・工事の様子が毎日確認できる。
・担当者や職人さんとコミュニケーションがとりやすい。
◆住みながらの デメリット
①工事中の騒音
・工事中、解体や職人さんが使う道具の音など予想以上に大きな音がでます。
②細かい埃や匂い
・基本的に工事をする部分は養生といってシートやテープなどで作業箇所以外が汚れるのを防ぐようにはしますが、完全に防ぐことは難しい。
③神経質な方やアレルギーをお持ちの方などは注意が必要
・音や匂い、職人さんの頻繁な出入りなど普段の生活に起こらなかった事がおきるので神経質な方にはおすすめできません。
・埃や匂いが出ますので アレルギー体質の方はおすすめできません。
■森住建から住みながらリフォームのアドバイス
①住みながら工事をする事によって どのタイミングでどんな生活への支障が出るかを事前に確認。
・工事全体のスケジュールの確認(どのタイミングで支障が出るかの事前確認)
・水と電気は使用できるか?
・水回り設備(キッチン・トイレ・洗面・お風呂)は どの位の間、使用できなくなるか?
・工事中の洗濯はどうすればいいか?(仮設で他の場所に移設できるか?近くにコインランドリーはあるか?)
・工事中の食事はどうするか?(工事中は外食?スーパーなどで購入?)
・工事中のお風呂はどうするか?(近くに入浴施設などはあるか?)
・工事中のトイレはどうするのか?(2階にトイレがあればそこを使用?仮設トイレを設置?)
などなど
②事前に施工会社と工事中の注意点を確認しておく。
・工事が始まってからどのタイミングで生活に支障が出るか…その工事期間がどのくらいかかるか…
事前に聞いておくといろんな準備ができるので 詳しく聞いておきましょう。
最後に
弊社では打ち合わせの時や工事前に すべてのお客様に工事中の注意点を事前に説明させていただきます。
今回、ご紹介させていただきました 住みながらのメリット・デメリット、工事中の注意点などを 事前にしっかりと把握したうえでリフォームの計画を進めましょう。
住みながらのリフォームができるか、できないかの判断が難しい場合はお気軽に お問い合せ下さい。
快適なリフォームができるよう アドバイスさせていただきます。