会社ブログ 給湯器ってどれがお得?どれがいいの?
2020年12月10日更新
こんにちは!!(‘ω’)ノ
今日は 給湯器のことについて お話していきます。
最後まで 読んでみて下さいネ _(._.)_
給湯器 いろいろありますが…どんな物があるかご存知ですか?
まずは、給湯器の種類から 説明します。
大きく分けて3つあります。
①電気
②ガス
③石油(灯油)
電気+ガスのハイブリット給湯器なんてものも今はありますが、今回のブログでは省かせていただきます。
どれも昔からある給湯器ですが、今、給湯器の交換を考えてみえるのであれば、
断トツ エコ給湯器(高効率給湯器)への交換をおススメします。
では、エコ給湯器??ってなんなの?って思いますよね。
それは、『空気中の熱を利用してお湯を沸かす給湯器』なのです。
①電気
昔は電気温水器(深夜温水器)が一般的でしたが、
今は エコキュートが主流になりました。
電気温水器は深夜の安い電気料金を利用し、電気ヒーターでタンク内の水をお湯に替え、そのタンクのお湯を使っていくという方式です。
お湯は深夜に沸かすのみなので タンク内のお湯がなくなったら 翌日まで お湯が使えません。
エコキュートも深夜にお湯を作るのは同じですが、ヒートポンプユニットと呼ばれる室外機で空気中の熱を取り込み、圧縮する事で高温にし、その熱で水を温めています。
また、エコキュートには付記沸き増し機能がついているものが多く、タンクの残り湯量が少なくなると自動で沸き増ししておいてくれるため、急にお湯が出てこない~なんてことは なくなるわけです。
さまざまなメーカーがエコキュートを販売していますが、代表的なのは、パナソニック・三菱・ダイキン・コロナ・日立(シェア率順)があげられます。
それぞれ特徴もありますので、詳しくは担当営業マンに聞いて下さい。
②ガス
エコジョーズというものがエコ給湯器にあたります。
↓こんなマークがついていればOKです。
エコジョーズは、従来型のガス給湯器と比較すると、今まで捨てられていた排気熱を利用し 一度ゆる~くあっためておいてから、しっかりガスであたためる という感じでお湯を作るので、無駄がグッと減ってガスの使用量を抑えることができる給湯器です。
ガス給湯器は、従来型もエコジョーズもタンクはなく、お湯を使いたい時に瞬間的に沸かします。
主流メーカーは、リンナイ・ノーリツが2大トップであとは、パロマやパーパス、長府製作所 等があげられます。
③石油
エコフィールというものが エコ給湯器にあたります。
↓こんなマークがついていればOKです。
エコの原理はガスの場合のエコジョーズとはぼ一緒です。
主流メーカーは、ノーリツ・長府製作所・コロナがあげられます。
さて、3つのエコ給湯器を見てきましたが…
皆様が知りたいのは 「で、どれがいいの?」てことですよね(;´・ω・)
↓表に簡単にまとめてみました。
どれが適しているかは、おうちの状況、ご家族の住まい方にもよって左右されますが、
ランニングコスト、つまり光熱費で見ていくとエコキュートが一番お得ということが分かります。
ただし、設置費用は一番高いという事には 注意が必要です。設置費は、現在の給湯器の種類が同じか違うかでも もちろん変わってきますので詳しくは担当営業にご確認くださいませ。
ちなみに、ガス給湯器の場合、給湯器の本体代も取付費もかけずに設置するという裏技もありますので、こちらも要相談くださいませ。
そして石油給湯器のランニングコストはガスよりも安いですが、ガスコンロをお使いの場合は、「電気・ガス・石油」と3つのエネルギーを使うことになり、基本使用料がもったいないケースもありますので、よくよく検討してみてください。
ここで給湯器に関して、よく質問を受ける事、そしてお客様が勘違いしがちな事を Q&Aにしてみました。
Q:お風呂をリフォームしてユニットバスにしたら、お湯張りは自動になるんんだよね?
A:いいえ。自動湯張りは給湯器にその機能がないと出来ません。
自動湯張り機能つきの給湯器への交換が必要です。
逆に、湯張り機能がない給湯器をユニットバスでそのまま利用することは 可能ですが、その場合、浴槽に湯をためる水栓を別途設置するか、洗い場との兼用水栓の選択が必要です。
お風呂のリフォームを検討されている場合は、給湯器の製造年も確認いただき、一緒に交換する事をおススメします。
逆に、給湯器の交換を考えてる時には、お風呂のリフォームも検討してみてください。
同時に工事することで工賃の節約にもなります。
せっかくお風呂を新しくするのに 給湯器は交換したばかりだから湯張り・追い炊き機能が無くても さすがに交換は もったいない…というお客様もいらっしゃると思います。給湯器が何年くらいもつか 知っていただいて ご判断していただくのもいいかと思います。
Q:給湯器ってなん年ぐらいもつの?
A:標準使用期間は10年程といわれています。
これは安全上支障なく利用できる期間の目安です。
中には15年でも20年でもメンテナンスをしながら利用してみえるご家族もあるかと思いますが、給湯器本体のラベル等に記載されている「製造年」から10年以上経過している場合は、交換をおススメします。
Q:エコキュートってオール電化にしないとダメなんでしょ?
A:いいえ。エコキュートとオール電化はまた別のお話です。
例えば、キッチンのコンロはIHじゃなくてガスを使いたいっという場合でも
エコキュートは採用できます。
ただし、電気プランはオール電化と同じ、深夜料金が安く、日中の料金が高いプランになるので、日中も誰かがずっと家にいて、電気をたくさん使うご家庭には向いていないかもしれません。
逆に、日中お仕事や学校などで留守がちなご家庭はエコキュートはとってもお得なのです。
以上、給湯器について、長々とお話させていただきましたが、
給湯器はキッチンやお風呂などの設置に比べ、「よく分からないし、どれでもいいやー」「交換はするけど、前のと一緒でいいわ」と思ってみえる方も多い様に感じます。
このブログを見て下さった方が 少しでも理解をしてくださり、快適なリフォームをしていただけたら…幸せに思います。
何か ありましたら ご相談にのらせていただきますので お気軽にお問い合せ下さい。
どんな些細な事でも大丈夫です。
お待ちしております。