リノベーション~現場ブログ~ 住みながらのリフォームは可能?判断基準とメリット・デメリットをお伝えいたします。
2020年10月27日更新
いつもご覧いただき誠に有難うございます。
リノベLABOの久野です。
最近、朝昼の寒暖の差が大きく風邪をひきやすい時期ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は、リフォームの仕事をさせて頂き10年以上経ちますが、お客様から多く聞かれるご質問をこのブログの中でご紹介させていただければと思います。
そんな第一弾は
『住みながらリフォームって出来ますか?』
のテーマでそれぞれのメリット・デメリットを
アドバイスをさせて頂ければと思います。
これからお伝えさせていただく内容を踏まえてリフォーム・リノベーションを進めて頂けると金銭的な事や工事が始まってからの失敗や心配事などがなくなるのではないかと思います。
Q.リフォーム・リノベーションをする時に住みながらの工事は出来ますか?
A.お客様のされたい工事の内容によって変わります。
判断するポイントとして
①工事中、リフォーム工事をする場所以外で生活スペースが確保出来る事。
②工事中、日常生活をするに当たり極端な支障が出ない事。
③工事期間がそれほど長くない事。
上記の3つをクリア出来れば基本的には住みながらの工事が可能です。
リフォーム工事の種類としては
■キッチンリフォーム
■お風呂のリフォーム
■トイレのリフォーム
■外壁塗装・外回りのリフォーム
上記は基本的に住みながら工事が可能です。
続いては住みながらが少し検討が必要なのが
■水回り(キッチン・お風呂・トイレ・洗面などの複合工事)
■LDKのリフォーム
上記は生活に支障がでるケースが多いので慎重に検討が必要です。
最後に
■全面改装・リノベーション工事
こちらは基本的に住みながらが難しくなります。
このように工事内容によって住みながら工事が出来る・出来ないが変わります。
あくまでも判断基準は先ほどの①~③の要素を満たしてあるかが重要です。
Q.住みながらのリフォームのメリット・デメリットは?
◆住みながらのメリット◆
①荷造りや引っ越しが必要なく、今までと生活する環境が変わらない事。
・住みながらの工事が出来ないと仮住まいを探さなくてはいけません。
②金銭的な負担が少ない。
・仮住まいの家賃が必要ない。
・引越し費用が掛からない。
③リフォーム工事の現場の状況や進み具合がリアルタイムに分かる。
・職人さんの様子が分かる。
・工事の進み具合が毎日分かる。
・担当や職人さんとコミュニケーションがとりやすい。
◆住みながらのデメリット◆
①工事中の騒音
・工事中、解体や職人さんが使う道具の音など案外予想以上に大きな音が出るので
ストレスに感じる事も。
②細かい埃やにおい
・基本的に埃などが他の生活スペースに行かないようにさせて頂きますが
完全に防ぐことが難しい。
③ご家族様の中に神経質な方やアレルギーをお持ちの方は注意が必要。
・音やにおい、職人さんの頻繁に出入りなど、日常の生活では起こらなかったことが
工事中はおきます。神経質な方やアレルギーをお持ちの方はお勧めできません。
◆ 結論 ◆
部分的なリフォームをされる方は住みながらが可能ですが
大きなリフォームになると住みながらの工事が難しくなります。
特に大きなリフォームをされるお客様はリフォームの打ち合わせと
同時進行で仮住まいが出来るアパートなどを探されることをお勧めします。
最近では敷金や礼金がかからないアパートやマンションや家具・家電がすでに
入っている賃貸も多くなってきました。
弊社でもお客様の仮住まいを一緒に探させていただくお手伝いもさせて頂きます。
また、割と大掛かりなリフォームでも条件によっては住みながらのリフォームが
出来る場合もありますので、弊社スタッフに聞いていただければアドバイスも
させて頂いておりますのでお気軽にお問合せ下さい。