リノベーションのすすめ
2019年12月16日更新
こんにちは。リノベLABOの菅原です。
本日は、最近よく耳にするようになった「リノベーション」について、なぜこんな急激に普及し始めたのか?を簡単にお伝えしようと思います。また、どんな方がリノベーションを考えてみえるのかも気になりますよね。それではいってみましょう!
リノベーションが注目されている理由
日本では、新築の家を持つことがステータスとされる「新築至上主義」が長い間根付いていました。約30年の周期で建てては壊し、また建てては壊すという「スクラップ&ビルド」を繰り返してきたわけです。
しかし、近年では国際社会からの「環境への配慮」や「排出ガス」に対する圧力が強くなり、古いものを永く使っていこうとする「リユース・リデュース・リサイクル」の精神が少しづつ脚光を浴び始めています。また、建築構造偽造事件や土地、建物の価格高騰で、新築物件へのネガティブなイメージが沸くと同時に、メディアによるリノベーション番組などもあったため、消費者の心理が少しづつ変わりつつあります。「マイホーム=新築」といったこれまでの固定概念から選択肢が広がり、中古物件を購入、もしくは実家などをリノベーションしてより安価に、より自分らしいマイホームに仕立てる、という新しい家づくりの流れが生まれています。
リノベーションはこんな方におススメ!
リノベーションを考えている方は様々な人がいらっしゃいます。皆さんがどんな理由でリノベーションを選ぶのかをご紹介いたします。
① 予算を抑え、手頃な価格で、オシャレなデザインの住宅に住みたい!
多くの方が、新築に対する予算面での不安を抱えています。また限られた予算でオリジナリティを追求した家づくりをしたいと考えています。予算一杯で我慢する箇所も多い新築を建てるくらいなら、ライフスタイルに合わせた住まいを安価に創ることが出来るリノベーションは大きな魅力ですよね。
② エリアにこだわって住まいを探している!
便利な都市部や人気のエリアなど、地価の高い場所で限られた予算に収まる土地を見つけ、新築を計画するのは非常に無理があります。しかし中古物件はそのようなエリアでも比較的安価に出回っていることが多いのです。そこで、人気エリアで中古物件を購入し、リノベーションするという選択をされる方が増えてきています。
③ 家の性能やキッチン、浴室などほぼ自分好みにカスタマイズが可能!
築古の物件に耐震補強をし、高性能断熱材を入れ、断熱性や遮音性の高いサッシを採用すれば、最新の高性能住宅に負けない性能にだってできます。「光や風に包まれるリビングダイニングにしたい」「木のぬくもりをふんだんに感じられる落ち着く雰囲気にしたい」など、ある程度規格された新築に比べてオリジナリティを追求することも可能です。
いかがでしょうか。新築、建て替え、リノベーション。それぞれにメリットとデメリットがあるため、一概にリノベーションが一番!とはいかないですが、事実、選択されている方は増加傾向にあり、ご相談件数も非常に多くなっています。もしご不安や解らない事のために計画が進まない・・・といった悩みをお持ちの方は、ぜひ当社までご相談ください。