会社ブログ 寒さ知らず!~冬でも暖かい家の特徴~
2023年11月07日更新
こんにちは、岐阜市・関市・大垣市のリノベーション&前面リフォーム専門店「リノベLABO」工務部の菅野です。
11月に入り、日に日に秋の深まる季節になるとともに、寒さが身に染みるようになりましたがいかがお過ごしでしょうか?
もう少しすると、雪が降りさらに寒さを感じるようになってきます。
昨年度の、岐阜県の12月の平均気温は、6.3度、1月、2月は4.0度です。
そんな時は、家で暖房を入れて、こたつに入ってくつろぎたいところ!
それなのに、断熱がなかったり、隙間風があったりしたら、電気代は上がりますし、何より家の中なのに寒い!
なんて考えられませんよね…
ということで、今回は!
★寒さに強い家の特徴についてご紹介します!
~高断熱、高気密な家~
寒冷地において、温かい家創りに欠かせないポイントは「高い断熱性」です。断熱性とは、暑さや冷気が室内に入らないよう遮断することを指し、断熱性次第で家の温かさが大きく左右されます。高い断熱性を保てば、「熱伝達」を抑える効果があり、外の冷気が家の表面から室内へ伝わりにくい構造になるのです。
高気密、高断熱のメリット!
①「高い気密性」の住宅は、一年を通して快適な温度を保ちやすいため、エアコンの使用量が減ります。
なぜなら高気密の家は外気の影響を受けにくく、快適な室内の温度が外に逃げにくいので少しの冷暖房で部屋を快適に保てるためです。
結果、エアコンの7使用量が減って冷暖房の使用量が減って冷暖房費の節減につながるので、省エネ効果が高まります。人間だけでなく、環境にも優しい高気密の家であることで快適にのびのびと過ごせるでしょう。
③また、結露が発生しづらくなります。
「高気密・高断熱」の家は、外気の気温が家の中に伝わりにくくなっています。外と中の気温差が小さくなることで空気が冷える場所がなくなり、結露が生じにくいという点も大きな特徴です。結露が生じると、カビが発生しやすくなるので、高気密・高断熱の家ではカビが発生しにくくなるといえるでしょう。
②ヒートショックの予防になる。
ヒートショックとは…急激に温度が変化することで体がダメージを受けて、血圧の上昇に伴う心臓や血管の疾患が起こることです。
高気密、高断熱の家は、外からの空気が入り込みずらくそれぞれの部屋の温度差が少ないため、体へのダメージも少なくすることが可能です。そのため、ヒートショックの予防になり、心臓や血管の疾患のリスクを減らせるというメリットがあります。
〇暖かい家を実現するためには、今まで述べてきた断熱や気密も大事ですが、より効果的に暖かい家を手に入れるためにはまず…
・一つ目は、鉄筋造よりも木造のほうが適しているということ…
素材の話でいうと、鉄は木より何百倍も熱を通しやすいため鉄筋コンクリート造は外気に左右されやすく、室内に伝えやすい性質を持ちます。そうなった場合、鉄筋作りでは冷暖房の効果も反映されにくく、冷たい壁は結露起こしやすい状況を作ってしまいます。
・二つ目は、空気の流れが良い間取りにすること…
エアコンや暖房機の位置によっては空間の温まり方も違います。特にエアコンの風は一方的にしか向けられないので、壁に近かったり、ドアに近いと効き目もいまいちです。エアコンの風の流れなどを考えて取り付ける工夫も必要。
・三つ目は、自然の日光をうまく活用すること…
窓を大きくしたり数を増やすことで採光をとり、自然の温かさで部屋を暖かくすることもできます。昔から日向ぼっこは気持ちよく居心地の良い暖かさを与えてくれます。最近では、カーテンやレースをつけないというご家庭もあり、自然の光のぬくもりに包まれて暮らす生活が理想と考える方も増えてきました。
まとめ
上記を満たした暖かい家を創り、暮らしや生活をさらに快適なものにするためには、やはり高気密、高断熱の住宅が一番です。空気の移動を抑え、冷暖房の効果を高め、効率的な循環を行うことで冬は暖かく、夏は涼しい家がかないます。
家を創る際には、以上のことを参考にしてご検討いただくと、住みやすい、心地の良い家がきっとできます!